森林は私たち人類だけでなく、
地球上に生きるすべての生きものにとって大切なものです。
ご挨拶
林業は戦後1千万haもの造林が進められ、50年、60年を経過して利用伐期を迎えたが、輸入自由化後の価格の底迷と、コストの高騰により国県や市町村の補助を受けてもなお経営が成り立たない実態であり、放置されたままの森林が増えています。
当森林組合館内も同様で、針葉樹・広葉樹を問わず森林の多くは利用されないままの状態となっており、集落周辺の里山ですら人の手が入らず近い将来には老齢林が大半を占め森林の機能が大きく損なわれることが危惧されます。
地球温暖化が深刻な環境問題となるなか、森林には経済とは別の付加価値があることを認識し適切な管理で森林のサイクルを維持することが必要となっています。
需要先が確保されることにより自伐林業も含め山林所有者の収入につながり森林施業を進め易い環境となります。
しかし、地域の豊富な森林資源を有効に利用するには、今以上の林内路網の整備が必要であるとともに、間伐面積を拡大していかなければなりません。また、燃料となる未利用材も現在の事業範囲では、対応できない量であり立木の買い取りを進める等、組合事業の拡大が必要となります。本事業を契機として山林所有者の収益アップを図り適切な森林整備へとつなげるためには、森林経営計画の樹立が必要です。今後は組合としての適切な対応と山林所有者の協力が重要となります。
お知らせ
●2009年4月1日 |
公式ホームページを開設いたしました。 |
●2015年4月1日 |
ホームページプチリニューアルオープンしました。 |
●2019年4月1日 |
ホームページ全面サイトリニューアルオープンしました。 |
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